2023年4月29日(土)祝日
台東区立旧東京音楽学校奏楽堂
初夏のような良い天気に恵まれ会場は
満席。
中国からのお客様もご来場いただきました。
爽やかな風に乗って
音楽が人々の心に響くよう、
早く平和が訪れますようにと願い演奏しました。
YouTubeより配信:
プログラム表紙より
台東区立旧東京音楽学校奏楽堂建物の屋根正面にあるモニュメントは、中央に雅楽に使う楽太鼓左に西洋楽器の竪琴(ハープ)右に笙(しょう)の笛という和楽器が配置され、西洋の音楽を吸収し日本の伝統的な音楽も受け継ぎながら、新しい音楽を作っていこうとする心を象徴しています。筝曲を中心としたコンサートですが、今回も江戸時代上方で栄えた箏曲地歌の
古曲「越後獅子」から昭和に作られた名曲を選曲しました。古典の継承、西洋音楽を吸収して、宮城道雄、沢井忠夫、山本邦山、長沢勝俊が作曲した珠玉の作品、そして東京藝術大学教授、故三木成夫の名著『胎児の世界』から「月の沙漠」と「椰子の実」子守歌の代表曲「ゆりかごの歌」子どもの頃を懐かしむ武満徹の「小さな空」、家族愛や人生の感動を謳った「愛燦燦」「花~すべての人に心の花を」演奏します。いつもはピアノや、オーケストラの伴奏で歌う音楽が和楽器とフルートでの伴奏でどのような色彩になるか演奏者自身も
楽しみです。